当院では、自らの自然治癒力を高め、病気の進行を防ぎ、症状の改善、さらに病気の予防を目的として栄養の大切さをお伝えしております。
「従来の栄養学」では、「欠乏症でなければ正常である」と認識しますが、当院では「オーソモレキュラー栄養療法」の概念を取り入れております。
初めて耳にする方もおられるかもしれません。
「従来の栄養学」とは大きく違います。
「従来の栄養学」では、欠乏症がなければ正常であるというとらえ方です。
具体例では、
脚気でなければ、ビタミンB1が足りている
貧血でなければ、鉄は足りている といった認識です。
一方、「オーソモレキュラー栄養療法」では、
生体の機能低下やトラブルを生じているのは、潜在的に栄養が欠乏しているからではないかと考えます。
よって、その人にあった至適濃度の栄養をとることで、病気の予防や免疫の改善が得られるという特徴があります。
1960年代にアメリカやカナダで始まり、現在では世界中で行われている治療法です。
オーソモレキュラー栄養療法を実践している人は、病気の治療のために栄養をとるわけですが、この治療を続けていると、「免疫力アップ」といううれしい“おまけ”がもれなくついてきます。
ウイルスからからだを守れるということです。
言葉は知らなくても、実は身近な方もおられるかもしれません。
がん治療や健康増進で人気の「高濃度ビタミンC点滴」は、オーソモレキュラー栄養療法のひとつなのです。
血液中のビタミン濃度は通常10μmgです。
ビタミンC欠乏症で有名なのは、壊血病。
壊血病でなければ、ビタミンCは十分なのでしょうか?!
がん細胞をやっつけるには3500μmg必要となります。
3500μmgのビタミンCの摂取は、お口からでは不可能な量となるため、点滴でビタミンCをからだの中に入れるわけです。
ご自身のからだのなかの細胞は、栄養によって日々うまれ変わってます。
今のからだは数か月前に食べたものでつくられているといってもいいかもしれません。
栄養がしっかりはいることで、細胞が元気になれば、臓器が元気になり、パフォーマンスがあがります。
不調があるときには、食べ物や栄養についてみなおす機会としてとらえてみる…
そのようなことが当たり前になるといいなと願っています。
その日から栄養状態をよくすれば、不調がなくなる可能性が十分にあります。
これから少しずつ、栄養に関する情報をお伝えしていきたいと考えております。
当院でも人気の高濃度ビタミンC点滴。
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