先日、当院にインフルエンザワクチンが入荷しました。
予防接種の予約をとり始めたその日から、接種希望の方もちらほら。(予約希望の方はこちらへどうぞ)
間をぬって、発熱・関節痛で受診され、インフルエンザかどうかの検査を受ける患者さんもちらほら。。
いよいよ、インフルエンザの時機が到来。
私たちスタッフも一段と気を引き締めて、体調管理に気をつけております♬
インフルエンザは、毎年、冬季を中心に流行し、多くの人がかかる急性ウイルス性感染症で、
重篤化すると高齢者の肺炎や小児の脳炎、脳症の併発を招くなどの危険性がある病気です。
やまだ先生がいつもおっしゃることをご紹介しますと…
インフルエンザへの対応策には段階があります。
①予防の段階(重症化や合併症予防)
②発症初期での迅速検査・早期診断(二次感染予防)
③早期治療開始
が必要です。
①の予防の段階
で、活躍するのが「インフルエンザワクチン」の予防接種なのですが…
ワクチンは、重症化を予防できますが、インフルエンザにかかること自体を完全には防げません。
ワクチンを打ったから安心ではなく、打ってもしっかり予防対策を心がける必要があります💡
『インフルエンザにかかりにくいからだづくり』
『かかっても治りやすいからだづくり』 の生活習慣が大切です!
簡単にできることがたくさんありますよ✨
例えば、
① 手洗い・うがいで、ウイルスをできるだけ、体内に侵入させないこと
感染経路は二つありますよっ。
どちらにも気をつけてくださいね。
・咳やくしゃみによる「飛沫感染」ルート
・つり革や手すり・ドアノブなどからの「接触感染」ルート
②「抵抗力を落とさない生活・からだづくり」=「バランスの良い栄養」と「充分な休息」をしっかりとること
栄養のなかでも、特にビタミンDは、この時期できるだけ意識して摂りたい栄養成分です。
しゃけやしらす、しいたけなどキノコ類にビタミンDは多く含まれています。
(↑ヘルシーパスの季節のおたよりより、お借りしました)
ビタミンDとインフルエンザの関係については、
10月18日(金)の楽習会ののちに、またブログに投稿します!
②③の段階
「インフルエンザにかかってしまったかも⁉」…のときには、まずはできるだけ早く受診してくださいね。
当院には、ウイルス量が少ない発症初期での検出・診断が可能なマシーンを導入しております。
早ければ、発症 3 ~ 6 時間でも、診断可能だそうです。
早ければ、1.5分で陽性と診断が出るという優れもの。
スポットケムFLORA
「いま陰性だけど、発症して時間が短いせいかもしれない。具合悪ければ、また明日来てもう1度検査しましょう。」
そんな会話が、ぐっと少なくなるんじゃないかな? 皆さんのお役に立てるんじゃないかな? って期待しています。
インフルエンザと診断された場合には、さまざまな薬を選択していただけます。
中には、その日で治療完了するものもあります。
その日の吸入だけ、その日の内服だけですむ薬、などなど
ちょっと長くなってしまいました。
インフルエンザ対応に関する記事は、続編を投稿してまいりますので、お楽しみに♬
インフルエンザワクチン接種希望の方は、こちらへどうぞ。
接種で終わらず、楽習して、インフルエンザ予防に努めましょう✨