やまだ診療所に通院してくださっている方々は、
診療所では「患者さん」「スタッフ」という立場ですが、
診療所のよこのお部屋では、患者さんが「先生」になったり、スタッフが「生徒」になったり、
同じことが好きな「同志」になったり…
お話をしたり、手やからだを動かしながら、笑いあったり、楽しく時間を過ごすことで、
薬だけではなかなか得られない、生きる力⁉ アップを目指しております。
「人に頼られた」「人に喜ばれた」「人の役に立てた」という自尊感情は、
薬で得ることはできないですから♬
「楽しかった!」は、生きる気力がアップします♬
1人暮らしの93歳の通院患者さんは、手芸が趣味なんだそうです。
作品の数々をおもちくださいました。
細かい作業を、裸眼でされているなんて、本当にすごい!
やまだ先生に、携帯ケースをプレゼントしてくださったことから、全ては始まりました♬
展示しておりました、こちらの携帯ケース。
別の患者さんが、「これ売ってるの?ステキね。ベルト通せるタイプのが欲しかったの!」とのこと。
患者さん同士がつながった瞬間、とってもうれしくなります✨
また、「私たちスタッフはこんなかばんつくれたら、持って歩けたらうれしいね♡」というお話から、
ワークショップの開催となりました。針でチクチクしながらだと、自然と会話も増えます。
慣れない作業にちょっと真剣。
「ちょっと、縫い方ゆるいな」「ちょっと、粗いな」など、スタッフそれぞれの性格もバレちゃいます。(笑)
患者さんの昔話などを聴いて「へ~」「そんな大変な時期があったのですね」など、診療所では聴いたことのないお話もたくさん。。
93歳の方の言葉には、重みがあります。。
「普段は1人なので、会話をすることがないけれど、今日はたくさんお話できてたのしませてもらったわ」と、ニコニコして帰られました。
1回では完成できなかったたのですが、ここまで仕上げることができました。
これも、下準備をしてきてくださったおかげです。
ありがとうございました!!
肩がこらずに、楽しく縫物をできたのは初めてでしたよ。
手芸ワークショップ、また企画します。
次回は、参加者募集を募りますのでお楽しみに♬