乳腺炎とは
主な症状
乳房の痛み
- 赤みやしこり、熱感
- 硬くなる、張る
頭痛・寒気・発熱・関節痛
- インフルエンザに似た症状、高熱や関節痛なることもあります
原因
母乳が乳腺にたまって起きます。
乳汁がたまりやすいのは…こんなときです。
- 授乳の間隔があいてしまう
赤ちゃんの飲む量と母乳のつくられる量のバランスを崩してしまったとき - 赤ちゃんの母乳摂取量が少ない
- 十分に乳管が開いていない
- 乳房が圧迫されている
種類
① 急性うっ帯性乳腺炎
乳腺が炎症を起こしている状態のとき
② 急性化膿性乳腺炎
①の状態がそのまま半日~1日以上経ってしまうと母乳が細菌感染を引き起こし化膿した状態
治療
① 一番の対処法は、赤ちゃんにできるだけ母乳を飲んでもらうこと
- 助産師が、適切な授乳間隔や、赤ちゃんの抱き方、飲ませ方の工夫の仕方をお伝えします。
② 痛みが強くなってしまった場合は、早めに受診し、お薬を服用すること
- 医師からの処方薬は、授乳中でも内服が問題ないものを処方しますのでご安心ください。
③ 乳房マッサージで症状を和らげること(助産師が行います)
- 乳管のつまりや細くなった部分を解消するのに、乳房マッサージが有効です。乳汁の排出をお手伝いします。
- 乳房マッサージをしながら乳房の状態を把握します。炎症範囲を確認したり、改善してきているのかどうかを確認いたします。