月経困難症とは
月経困難症の2種類
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1器質性月経困難症
子宮内膜症や子宮筋腫など、何らかの原因疾患により起きるもの
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2機能性月経困難症
特定の疾患なく、痛みやだるさ、集中力の低下などの症状が月経時に起きるもの
月経困難症の主症状
症状の程度や症状の出る期間には個人差がありますが、以下のような症状があります。
- 下腹痛や腰痛
- 腹部膨満感
- 嘔気
- 頭痛
- 疲労・脱力感
- 食欲不振
- イライラ
- 下痢
月経痛が起こるメカニズム
(第一三共ホームページより引用)
生理痛がひどく学校や仕事へ行くのが辛いときはありませんか?
「生理痛なんて誰にでもあるのではないの?」
「生理痛があっても痛み止めを飲めば大丈夫」なんて思ってませんか?
そのツライ生理痛は治療できるかもしれません。痛み止めを飲む以外の治療法もあります。
そのまま放置していると将来、不妊になることもあります。
婦人科受診が、心配な方は内科の当院へご相談ください。
月経困難症による生活への影響
月経困難症による学校欠席やスポーツアクティビティーへの影響、社会生活への影響が指摘されています。思春期・若年女性の中には月経困難症を抱えながらも病院へ受診せず症状を我慢してしまう方が多いとの報告もあります。
何かお困りのことがありましたら、ぜひ当院へご相談ください。
当院での取り組み
●鎮痛剤
非ステロイド性抗炎症薬を処方いたします。
●低用量ピル
「プロゲステロン」の分泌を抑制し症状を緩和します。
●漢方
体質や症状にあわせて処方いたします。
●アロマオイル
ホルモンバランスの調整や鎮痛効果作用があるとされています。
●婦人科への紹介
専門医受診が必要な場合は、ご紹介いたします。