本日は、診療時間外の診療所の様子をお伝えしようと思います♬
午前診と夜診の間の時間って、やまだ先生はどのように過ごしていると思われますか?
カルテを書いたり、書類を書いたり、お勉強したり…のほか、
先生とスタッフで打ち合わせをしたり、研修を受けたり、来客があったりと、連日大忙しなんです。
先日は、とある総合病院の副院長と地域連携室のスタッフさんがおみえになりました。
大切なものを届けるために。
その大切なものとは…
じゃじゃん!!
こちらです。
総合病院とやまだ診療所が連携して、患者さんに最善の医療を提供していきます!という証です。
副院長先生、当院自慢のリハビリ機器「ウォーターマッサージャー」に揺られて、笑顔で帰院されました。
(ウォーターマッサージャーの魅力の詳細はこちら)
ところで、みなさんは「病診連携」という言葉を聴いたことはありますか??
「病診連携」とは、高度な医療設備・専門的技術をもった「地域の総合病院」と、
患者さんの身近にある地域の「かかりつけ医」(診療所)が、
お互いに長所を生かして、病気の早期発見・早期治療に努めましょう、
という試みです。
具体的に、やまだ診療所であったケースをご紹介すると…
① 「咳したとき、少量の出血が続いている」患者さんの場合・・・
⇒ かかりつけ耳鼻科で「問題ない」と言われた、でも、とっても不安で気になって困ってるとのお話
⇒ やまだ先生の診察でも、目立った病変は見つからず
⇒ 「総合病院の耳鼻科と呼吸器内科」に紹介
⇒ CTなど精密検査の結果、「呼吸器系に原因あり、しかし経過観察で良い」との返事
⇒ ひと安心、そしていままで通り、当院に通院
この患者さん、半年以上、ず~~っと、この症状に悩んでいたんだとか・・・。
「やっと原因が分かって、たいしたことないとわかって本当によかった!」とひと安心でニコニコ笑顔。
② 「強い月経困難症」がある患者さんの場合・・・
⇒ 当院で腹部エコー検査(毎週水曜日、女性の臨床検査技師さんが来られています♫)
⇒ その所見を踏まえて「総合病院の産婦人科」に紹介
⇒ 専門医の精密検査で、「大きな問題ではない」ことが判明。
「診断がついて安心!お薬は通院しやすいやまだ診療所でもらえて嬉しい!」とニコニコ笑顔。
③ 「交通事故で首やひざに痛みがあり、リハビリ通院」されている患者さんの場合・・・
⇒ ある程度までは治ってきたけど、いまひとつ治りが悪い
⇒ 当院でのリハビリを強化
⇒ 気に病んでる様子なので「専門医の精密検査受けてみたら?」と、「総合病院の整形外科」に紹介
「やまだ先生の丁寧で正確な紹介状を持って受診したので、長引いていたややこしい病状も、
すぐ理解・把握してもらえました!」
「診療所と同じ検査は省いて、スムーズでコンパクトな検査計画を立ててもらえました!」
と、精密検査の結果を待ってる今の段階で、すでにニコニコ笑顔。
一般的に、大病院の受診するとなると大仕事! まる一日がかりになったりすることも、あり得ます。
当診療所では、患者さんの煩わしさを少しでも減らし、快適に過ごして頂くため、
最大限のサポートを行っています。
具体的には・・・
① 受診日時の決定
・・・患者さんのご希望を複数伺い、その場で、出来るだけ早い日に受診できるよう手配
② 紹介用の資料作成
・・・総合病院の専門医に「早く・深く・正確に」病状を把握して頂くため、
丁寧で正確な紹介状作成、必要な検査データの準備。
もちろん、レントゲン画像は CD-R に入れてご持参頂きます!
総合病院受診当日は、紹介用資料をもって、予約時間に受診するだけ。
朝早い予約が取れた場合には、「待ち時間ほぼなく診察してもらえて嬉しかった!」とのことです!
あっ、そう言えば、こんな患者さん達も居られました。
④ 「おなかが痛くて、虫垂炎(盲腸)疑い」の患者さんの場合・・・
⇒ 診察・採血結果で重症と判明し、「総合病院の消化器外科」へ紹介
⇒ 入院後、数日経過をみて手術へ。手術・手術後の経過も良好で、元気に退院されました!
⑤ 「嘔吐が続いてぐったり」している、こどもの患者さんの場合・・・
⇒ 当院での尿検査の結果、強い脱水。そして栄養不足であることが判明し、
「総合病院の小児科」へ紹介。
⇒ 点滴をして、すっかり元気になりました!!
緊急入院が必要な場合には、総合病院へ連絡し、紹介状持参でスグ診て頂けます。
事例にあげた紹介先を改めて列挙してみると・・・
耳鼻科・呼吸器内科・産婦人科・整形外科・消化器外科・小児科
その他にも、泌尿器科・精神科などがあって、総合病院では専門領域について詳しく調べて頂けます。
いっぽう!
当院のやまだ先生は「総合診療」が信条で、消化器外科出身でありながら、
内科全般について、とても詳しく診てくださいます。
さらに加えて、漢方も上手く使いこなして「臓器別ではなく、患者さん全体」をしっかり診察してくれます。
「お薬の前に、食生活含めた生活改善が第一」を合い言葉に、患者さんと共に、
日々「内服薬1つでも減らしましょう!」と頑張っておられます。
診療所で診る範囲を越えているのでは? 専門医の診察が必要では? という場合には、
すぐに、「適切な病院の適切な専門医」に紹介してくださいます。ご安心ください。
余談ですが、
やまだ先生は、大阪教育大学附属池田中学 ⇒ 灘高 ⇒ 大阪大学医学部 のご出身。
阪大の系列病院「大阪国際がんセンター」(京阪天満橋駅)の登録医にもなっておられます。
いろんなところで、中学・高校・大学時代の同級生・先輩・後輩が、
い~~っぱい活躍されてるんだそうです!
長年培ってこられた信頼ある人間関係を土台にして、
患者さん達がスムーズに行き来することが出来るって、
とってもスゴい!! って思っちゃいます。
病診連携、迅速にしっかり。
「○○科の専門医」とはひと味違う「あなたの専門医」
体調お困りの際には、是非ともご利用下さい。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。